【言ってはいけない】自分を苦しめる2つの言葉【INFPの強みを消す】

はじめに

こんにちは。
INFPの携帯販売員、にはまそです。

今回は
「首を絞める呪い。
INFPの良さを消し、
苦しめてしまう2つの言葉」
を紹介します。

　

社会の中では浮きがちなINFP。

周りからの理解や共感が
得られにくい側面を持っていて、
人生ハードモードになりやすい
気質でもあります。

しかし、INFPが生きづらさを抱える理由は
実はこれだけではありません。

INFPは、他者に認められない時期が
長くなりがちなため、
自分でも自分を苦しめてしまうことが
とても多いのです。

今回は、そういった
「自分を苦しめる言葉」
を呪いと称して2つ紹介します。

決して自己否定をやめろとか
自己肯定感をあげろとか
そういう話ではありません。

ただ、INFPさんが苦しむことが
少しでも減ればいいなと思います。

INFPを苦しめる2つの呪い

「あなたは〇〇だからわからない」

呪いの言葉1つ目は
「あなたは〇〇だからわからない」
です。

相手の無理解に、
何かしらの理由を見出している言葉ですね。

先日、INFPのwikiページ
INFPが快く人生を送るために
を読んでいると、このようなコメントたちを発見しました。

(このページの内容を素直に受け取ればINFPにとって理想の生き方に近づけるかも、というコメントに対して)

また、
(これは痛いところをついてくる内容なのか？という疑問のコメントに対して)

自分と異なる意見は
同類ではないと言わんばかりの返信。

なんて不毛なんでしょうね。

確かに、返信元の(丸括弧の)コメントに
思うところがないかと言われれば
そんなことはありません。

特に2つ目の
「痛いところをついてくる内容なのか」は
そのコメントする必要ないだろう、
とさえ思います。

しかしINFPを傷つけ首を絞めるのは、
INFPのはずの人たちが送っている、
返信コメントの方です。

呪いの言葉
『あなたは〇〇じゃないからわからない』

あなたが周囲に理解されず苦しんでいるのは、
このブログを読んでくれてる時点で
痛いほどに伝わります。

でも、この呪いを吐いてしまうと、
あなたは悲劇のヒロインであると同時に
裸の王様に成り下がってしまうのです。

だって周りには、あなたが苦しんでいるのが
伝わっていないから。
悲しいことに、「なんなのこいつ」って
一蹴されちゃうんです。

でも、確かに考えちゃいますよね。
『自分はINFPだから。』
『あなたはINFPじゃないから。』って。
不健全状態なら特に。

私なんか誰も分かってくれないんだって。

自分なんか必要とされてないんだ、
なんて卑下してしまうことだってある。

　

ただね、１つだけ間違ってることがあるんです。

その人が理解できない・分かってくれないのは、
「INFP(-T)じゃないから」じゃないんですよ。
二重否定でややこしいですね。

違う言い方をすれば、
「INFP(-T)でも理解できない」
かもしれないんです。

言葉にしてみると、
当たり前っちゃ当たり前のことですよね。

そもそも同じINFPでも異なる人格なのは当然。
育った環境が違うのも当然。
セロリが好きだったりするのも当然。

それなのに全く同じ悩みを抱えて、
自分の悩みも理解されて、
相手の悩みも理解できて、って。

そんなことがあるわけない。

逆に、全く違う性格でも、
理解や共感を示してくれる人も
いるわけなんですよ。

それが完全なものではなかったとしても。

結論が遅くなってしまいましたが、
その人が理解できないのは
「その人だから」なんです。

その人には、
言われたことが分からなかったんです。
その人には、
実感を伴って感じられなかったんです。

だって、その人は、
そういう経験をしてないから。

もちろん、INFP同士であることで
共通点は多いかもしれません。
でも、どこでベン図が被ってるかなんて
わからないんです。

だから、この「〇〇だから」に
何かしらの属性を入れるのは
終わりにしましょう。

あなたであるが故に、
その人であるが故に、
理解できるし、理解できないのです。

「自分には無理だから」

2つ目は
何かをやろうとしたときに
「自分には無理、できない」
と諦めてしまう呪いです。

1つ目は相手に向けたものでしたが、
こちらは自分を縛りつける言葉。
というか、縛りつけるだけの言葉。

「無理、できない」のあとには、
得てして「だからやらない」
と続くわけですが、ここに落とし穴が1つ。

できないからやらないということは、
(厳密な論理構造は置いておいて)
できるのなら恐らくやっているのでしょう。

しかし。
INFPは、元々そんなに
器用なタイプではありません。

要領よくあれもこれもできるなら
世渡りだって上手くやってるはず。

けれど実際はそうではありませんよね。
世間とのズレに四苦八苦しているINFPは
私含め多くいるはず。

じゃなきゃ、INFPの生きづらさに関わるブログが
こんなにもあるものですか。

つまりですね、何が言いたいかというと
できることの方が少ないわけですよ。

「挑戦する前からできるわけない」
なんて使い古された言葉ですが、
実務的なSJ型が支配する世間にすら
こんな言葉が広まっているのです。

INFPがなんとなくでこなせることは
どれだけも無いのかもしれません。

それなのに、
「無理だから」なんて言っていたら
ほとんどのことに挑戦すらできない。

そんなに悲しいことってありますか？

　

こうした根源的な問いから、

今に関するこうした問いまで。

INFPの人生は、
あなたを構成する要素を
見つけていく道程です。

あなたが何にどう感じるか。
大事なのはそれだけなのです。

その答えは、
まず、体験すること。

楽しそう、おもしろそう、
ちょっと興味あるな。

そういったことから
どんどん体験していきましょう。
そこに「無理だからやらない」は要りません。

無理でもともと。
目的は経験すること。

人の目が気になるなら、
自分一人でできるものから始めていきましょう。

あるいは、インターネットを通せば
同士もいるかもしれません。

相手・仲間が必要なスポーツや、
複数人で遊ぶゲーム。
初心者だけどやってみたい
という人もきっといることでしょう。

なにはともあれ、
「自分には無理だから、できないから」
を理由に体験を諦めないでください。

他人からも言われたくない呪いの言葉ですが、
せめて、あなた自身には言わないであげてください。

「無理だから」なんて。

INFPの良さ・強み

紹介した2つの呪いの言葉は
ともすれば誰でも
ふと思ってしまうもの。

しかし、
他人を斥け、自分を縛ってしまう
強力な言葉です。

同時に、この呪いは
INFPの良さを消してしまう
言葉でもあります。

INFPの良さ。

いろんな答えが考えられますが、
ここでは私なりの回答をひとつ置いておきます。

・ゆらぎへの寛容性
ちょっと遠くから意見を吟味する。面白そうなものには身を委ねる柔らかさをもち、答えを出さないことへの耐性がある。感情に素直であり、相手も素直になれる。私・あなたは「どうしたいか」を突き詰められる。

不健全になるとこの辺頑固になって苦しいよなあと思ったので投稿。

— にはまそ (@nihamaso_) September 19, 2021

自分なりにどうしたいか、
その答えが出るまで答えを出さない。
柔らかく、興味に身を委ねる。

核はあれど不定形なこの感じこそが
INFPの真骨頂であり、
持てる能力を発揮できる状態だと
私は思うのです。

しかし呪いの言葉は、
①相手をINFPではないと排斥し、
②自分には無理だと諦めさせる。

②は上述したとおり。
興味に身を委ねず諦めてしまうと、
力を発揮する/しない
の段階にも達しないですよね。

①はもう少し補足を。
他人を遠ざける「あなたにはわからない」は、
周りを寄せ付けなくなると同時に、
「INFPたらねば」と自身をINFP的言動に縛り付ける力をも持っています。

それも、あなたの素直な感情に反した、
INFPっぽい言動に。

しかし、核は強固でも表面的には周りの影響を受けやすいINFP。ほかのタイプのような側面が出てくることも結構あるものです。その”揺らぎ”さえも、実はあなたのINFPらしさのひとつなのかもしれません。

私には、その柔らかさが良さに感じられるのです。

最後に

今回は、
「あなたを苦しめる呪いの言葉」
を2つ紹介しました。

• あなたは○○だからわからない
• 自分には無理だから

INFPさんが生き抜くために、
必ずしもポジティブ思考や
自己肯定感が必要であるとは思いません。

しかし、
あなたがあなたの可能性を狭めてしまうのは
ただ苦しいだけだと思うのです。

INFPとしての良さを残しつつ、
あなたが好きな生き方に少しでも向かえたら
嬉しいです。

この記事で、
あなたの気持ちが少しでも
軽くなることを願っています。

ここまでご覧いただき
ありがとうございました。

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